多くを頭脳に取り入れるのではなく、ひとつを強く魂に刻み込むメディアとして、自転車は最高の歴史メディアのひとつだと思う。それは、身体の介在なしには機能することのない、とてもスローなメディアだ。静岡県の伊豆半島北部を流れる狩野川沿いに、韮山(現在は伊豆の国市)というところがあり、三島から伊豆箱根鉄道が通じていて、首都圏から新幹線を使えば約1時間半でいける。韮山は、源頼朝が流された地であるとともに、源氏再興の足がかりとなった地でもある。
(参考サイト)
成田周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/120000/LRG_120800/
ホテルサンパレス球陽館 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad301206/
軽井沢・佐久・小諸周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/160000/LRG_161400/
近世の遺構にもそれなりに有名なものがある。数年ほど前、私はこの狩野川エリアを集中的に取材していた時期があった。その日も、有名どころの文化財や遺構を訪ねて、でも何かまだ何か食い足りなかったのだろう、江川坦庵(太郎左衛門)邸のところから東の山裾に向かう道に入ってみた。そこは以前にも自転車で逆方向から訪れて印象的なところだったのだ。ほんの200mも進まないうちに、人影は消え、路地の板塀や石垣からにわかに古い時の匂いが漂ってくる。家並みの背後には、こんもりとした里山があり、そこから真夏の陽を浴びた大気がこぼれ出てくる。